About me

「音楽関係で稼いだお金でスタジオ付きの家を持ってるレベルの仕事をしてます。機材オタク過ぎて気持ち悪いくらい気になった製品を実際に試してるので、ここに書く評価はすべて実体験を経てます。」

ここまででかなり上から目線ですね(笑)

以前、はてなブログでこんな感じで同じ様なブログを公開してました。「言いたい放題の機材レビュー」とか「プロでも使えるMIXテクニック」的なタイトルで、見たことある人が居たら幸いですね。

2018年くらいに書くのをお休みしてからもかなり忙しい音楽ライフをすごしてるのですが、残したままブログ(2020年から現在はnoteで同じ名前で公開してます。今後は徐々にこちらに移行していきます。)は月間Viewは4桁には届いているので、少しは役にたったのかなと。お休みした理由も特になく、子供が生まれて幸いにもそれで人生の空き時間が埋まったからでした。

この度お引越しというか仕切り直していこうと思ったのは、先程のブログもちょっと内容が古いなと。正直もうそんなやり方はしてないし、その機材やプラグイン達ももはや手放した的なことも多く、もっと簡単でいい方法や機材も増えてきたので、最近の事情にアップグレードしたいなと。

後、コロナが始まって数年経ち、圧倒的に自宅作業をするプロが増え、スタジオが潰れ、この機会にこの手の制作を楽しむ一般の方がかなり増えた背景もあるのにも関わらずSNSで出回ってる情報もそんなに進化してないと。。いろいろと新興勢力も増えてきてるのですが、何か文化的に過去と分断されてる様にも感じてもいます。

以前は普段の文章や喋り方とは結構離れた(冒頭のように強気な)感じで書いてましたがそういうのも疲れたなと(笑)仮に僕がゴリゴリのHiphopの人だったら、Rockの人は斜に構えると思うし、フォークソングみたいのしか作らないってなったらEDMの人はスルーするでしょ?ってことです。つまり情報収集は先入観ないに限ると思ってます。

「そんな感じもあるのね〜」くらいで読んでいただければと。書くからにはそれなりに責任持ちますけど(笑)

冒頭に書いたとおり、すべて試した=経験したことでしか書かないってのは変わらずなので、この手のいろんな記事の中では正直性(そんな言葉ないですし、主観ですが)を貫いていこうかなと。

こっから下は以前のブログの自己紹介の続きを加筆しました。 

機材に費やした金額はウン百万(自宅に作ったプライベートスタジオもいれると千万は余裕)は余裕。。元々はガチガチのアウトボード派であるが数々の制作現場を経て、同時に複数案件を進める為にトータルリコールが出来るin the Boxに泣く泣く移行。(最近はギリのギリまでオーディオ化されないこと多いです。)

そのままでは納得いかないプラグインの音をどうにかアウトボードでのMixに近づけようと試行錯誤の日々をおくっていたところ、主要DAWが32bit flotに対応し、プラグインの真の実力を理解しはじめ徐々に機材が減る。

それでも評価は以前より高くなった事をいい気に現在はそのほぼ全てを手放してMixはプラグインのみと言うスタイル(ちゃんとしたレコーディングがあったこと前提です。)に変更してたのですが、先述の業界全体で自宅作業が増えたせいか以前よりも送られてくる元データのクォリティーが下がってきてるのを感じ、クライアントのレコーディングの時点→本人達の作曲の時点→そもそも作曲やアレンジの時点とどんどん仕事が原点に遡って今に至ります。

もちろんレコーディング時のアウトボードへの信頼は揺るがないが、大抵の場合は最低限セットでも意外に行けることにうすうす気付いている、、、実際に以前だと見向きもしなかった安価な機材も時代のせいか、かなりの音質だったりもしますし。

この大幅な回り道と高級車を買えるであろう出費を経て得た経験値をもとに「歌を取るのにマイクが無い、、、」レベルのよっぽどの事が無い限りは、そこにあるものでなんとでも出来るようになったんじゃないかなと。 

「もう少し予算があればプロに頼むよ、、、」

「俺は、人には任せず全部自分でやりたい!」

理由は人それぞれ!良くないのは分かっていていも、作家が自分でミックスまでしないと行けない事が多いご時世にお力になれれば幸いです。

これに一つ足すなら、もはや「機材のせいにはできない時代にどう対応するか?」この手の文章の鵜呑みでは身につかないので「こうしている」の裏側にある判断の感覚が伝わればいいなと思います。

by akeru 2022.3.15